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今年の桜🌸なぜ息が長かったのか??


未だコロナウィルスの感染力が衰えない世の中


引き続き「stay home」


今出来ることを精一杯取り組みましょう。






山形において、このコロナショックで自粛の中



皮肉にも、桜の開花期間が長く、



いつもより満開の桜をたくさん見ることが出来ました!🤣



山形のみなさん気付かれましたか??







これは前回紹介した、植物ホルモンの中の「ジベレリン」がめっちゃ影響しています。





どーゆ―事かといいますと



山形の桜が開花した4月4日から天候が一転。



寒気が流れ込み



翌週の12日~17日まで開花がゆっくりと進みました。



それから18日~24日までの1週間ず~っと雨☔



そして🌸満開期間は一週間ほど続きました。






ポイントは18日~24日までの降雨です。



前回のブログでも言いましたが、



植物内のジベレリンはチッソ(降雨)に反応します。



ジベレリン→花びら、葉っぱ、果実が木や枝から離れるのを防ぐ効果があります。



降雨の期間中に桜の中のジベレリンが高まり



結果的に花が長持ちしました。







啓翁桜の農家さんが、花が長持ちする工夫の中に



出荷前、切り口にジベレリンを浸漬処理します(企業秘密?言っていいのかな?(^^;))



これとまったく同じ現象が自然の中で起きていたのです!(スゲ~)



これが桜の息が長かった理由です。



こんな事、私以外で誰も疑問にも思っていないと思いますが(^^;)






果樹農家として植物ホルモンを観察した時に



日常生活の中で身の回りの植物がいろんな現象をみせてくれます。



なぜその現象が起こったのか??



私はそれを考えるのが楽しいんです(#^^#)(もう変態の域です笑)






「理論は現象の後追いである」哲学者ヘーゲル




自然界において現象こそが答えであり全てです。




今回はこの辺にて。



長文にお付き合い下さりありがとうございました(#^^#)


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