ここ最近は寒空と春の強風が周期的に変わる山形です。
しかし、おらほぶんど早期園地の下草ではダイバーシティが広がり春うららか。🍃
早生デラウェアは葉っぱが開きメキメキと生育し始めています。
1ヶ月に1回のペースでブログを進めていますが(マイペースですいません(^^;))
たったこの1ヶ月で世界的な新型肺炎コロナウィルスの蔓延。
日本のみならず世界の様子がガラリと変わってしまい楽しみだったオリンピックの延期も決定しました。。。
この瞬間も世界各地で医療現場やスーパーで必死になって働いている方々に頭が上がりませんm(__)m
このコロナッショックは今後、世界歴史に名を残し教科書に載ったり
様々な局面を映画化ドラマ化されると思います。
その真っただ中に自分達かいたのだと後々なって知る事になるでしょう。
さて、「コロナウィスルについて思うこと。パンデミックの意味とは?」ですが
(その前にパンデミックって日本語訳で「世界的大流行」って意味だそうです。私も最近知りました(^^;))
歴史をさかのぼれば感染症のパンデミックは隔年おきに世界各地で必ず発生しています。
(身近な話しですが1918年当時に大流行したスペイン風邪でにここ久保手地区において一家全滅しているそうです)
そもそも地球で生活している限り病気が無くなることはありませんし
グローバル化が進んだ現世において、誰しもがパンデミックで感染するリスク下にあるという事を再認識するべきだと思います。
今回のパンデミックで自然派農家の私が強く感じる事は、
人口高密度社会の怖さです。
人が媒介する感染症は世界各地で人口が高密度の都市が主な発信地となっています。
少し話が逸れるようですが
農業界の畜産分野において家畜の飼育密度は家畜個体の健康度を高める意味で近年見直されつつあります。
飼育密度を狭めれば管理効率上がり生産性が高まります。
しかし家畜個体に多大なストレスを与え耐病性を著しく低下させてしまいます。
そこで管理者が抗生物質を餌に混ぜて治療対策します。
この投与は治療が目的で病気の予防にはなりません。
その上、投与される度に微生物が抗体してまた新たな病原菌を生み出すサイクルにつながります。参考文献↓
反対に山地放牧1haに牛2頭の飼育密度で足腰の強い元気な乳牛を育てていらっしゃる(株)中洞牧場もご紹介します→https://nakahora-bokujou.jp/
(日本では優秀な畜産農家が多数いらっしゃるので将来的に心配ない事を願います(^^)/)
👆この畜産業界の問題から分かるように、自然界は同一種が密集したら必ず病気を生み出します。
逆に言えば自然界は「同一種だらけ」を許しません。
人口高密度の社会はアクセスがよく経済的・文化的にみても目覚ましい発展が望めます。
しかし畜産業界と同様、ストレス社会が蔓延し生産個体は耐病性が低下します。
そして医療業界は発展を遂げ、製薬会社は新たなクスリを量産します。
病原体は更に強い抗体を持ち、その時を待ちます。
歴史は繰り返します。
このように歴史的に長期的な視点で立った場合、
「生産性を追う」と対極にある「損失」はワンセットで考えるべきでしょう。
一方で、中国で発生したコロナウィスルはヨーロッパで猛威を振るい、次はアメリカで爆発的な感染者を生んでいます。
接触によるコミュニケーションが常時である欧米諸国はやはり蔓延が早かった。
日本が他国に比べて蔓延が遅いのは規律に倣う国民性と 日本独特の他者を敬う礼儀作法によって守られてる。 かもしれません。
今後、日本でコロナウィルス感染の蔓延が収縮した場合、これを機に日本人が古来からの礼儀作法や習わしを重んじるようになり、世界がそれを取り入れる可能性があります。
今こそチーム日本!そしてチーム人類!ですね
👆これが私が考える「パンデミックの意味」です!
これほどまでに世界各地で同じことを呼びかけあった瞬間はあったでしょうか?
今回のコロナウィルスはデメリットばかりで人類の多くは恐怖におののき塞ぎ込んでいます。しかし、対極のメリットを探るならば
コロナウィルスを機に
・人類が一つになって取り組むツールができた。
・また感染症のパンデミックになる前に何らかの対策を世界各地で講じるようになる。
今後、人類が多くを学んで新しい一歩を踏み出し、
より良い世界が待っていることを期待しています。(神様的目線で失礼します(^^;))
これからの4月5月をワンチームで乗り越え
新しい時代をみんなで分かち合いましょう。
最後まで長文にお付き合い下さり、ありがとうございました(#^^#)
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